実は今更ながら無印MacBookを購入しました

Big Surにアプデして使っていたんですけども、所用で32bitアプリを使用したくなったのでMojaveをインストールすることに…

折角なのでBig Surの環境を維持しつつMojave環境を導入、つまりデュアルブート可能にしたいと思います

インストールについて

macOSのインストーラはApp Storeからダウンロードできます

ただし、今起動しているOSより古いOSのインストーラは、そのまま起動できないようです

インストールメディアを作成する必要があります

通常はUSBメモリで作成すると思いますが、 とにかく別ボリュームであれば何でも(microSDカードとかでも)大丈夫なので、 今回は内蔵SSDをインストールディスクの代わりにします

何故なら…MacBookはType-C端子が1つしかないので、充電器とインストールメディアを同時に接続出来ないからです

え？ハブを買えば済む？これだけの為にお金をかけたくない…

以下手順

一回全部読んだ方が良いです

1. 復元システムを起動する

再起動時に、command + Rを押しっぱなしにして復元システムを起動

りんごマークが出たらキーを離してもOK

2. ディスクユーティリティを起動する

復元システムのメニューから、ディスクユーティリティを選択して起動

今回は内蔵SSDのパーティションを分割する必要があるので、復元システムから使用した方が良いです

3. インストールメディア代わりに使用する領域を作成する

内蔵SSDの一部をインストールメディアの代わりに使用します

手持ちのMacBookの内蔵SSDは500GBだったのでとりあえず16GBほどのパーティションを作成

正直10GBくらいでも問題なさそう

ここではパーティションの名前をinstallにしておきます

4. Mojave用のAPFSコンテナを作成

APFSボリュームの中に、Mojaveをインストールするためのコンテナを作成

APFSボリュームを右クリックするとメニューが出てくるので、そこからコンテナを追加できます

このような構成になる

• 通常用パーティション(484GB)
  • APFSコンテナ(Big Sur、システム領域用)
  • APFSコンテナ(Big Sur、ユーザ領域用)
  • APFSコンテナ(Mojave用)
• インストールメディア用パーティション(16GB)

5. Mojaveをダウンロードする

復旧システムは終了させて、一旦Big Surに戻ります

Big SurのApp StoreからMojaveで検索しても、何故かインストーラが出てこない…

ので、App Store用のリンクで直接アクセスします

https://apps.apple.com/jp/app/macos-mojave/id1398502828?mt=12

6. インストールメディアを作成する

App Storeからダウンロードしたインストーラはそのままでは使えません

代替として、インストーラを用いてターミナルからインストールメディアを作成

ボリューム名(install)は、パーティション分割時に指定した名前に合わせてください

sudo /Applications/Install\ macOS\ Mojave.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/install

内蔵SSDに書き込むので意外と早く終わります

一回microSDでインストールメディアを作成してみたけど、長くて禿げそうになった

7. インストーラを起動してMojaveをインストールする

インストーラを起動するために再起動

再起動時にoptionキーを押し続けると、起動ボリュームを選択する画面が表示されます

ここでMojaveのインストーラを選択

後は、通常のインストール時と同じようにインストールの作業を進めていきます

インストール先で、Mojave用に作成したAPFSボリュームを選択

(間違えてBig Surの領域に書き込まないように…)

後はプログレスバーが100%になるまで画面と睨めっこします

(補足)OSを切り替えたい時

インストーラ起動時と同じように、 再起動時にoptionキーを押し続けて、起動ボリュームを選択すればOK

謎のダイアログ

このようなダイアログが出ます

具体的な弊害が今の所よく分かってないですが、Big SurとMojaveのコンテナが同じボリューム内に存在するとこうなってしまう模様

Big SurとMojaveを別ボリュームに入れれば解決するらしい(?)

実際に試してはいないので何とも言えないですが…

4.の手順は、別ボリュームの作成にした方が良いかもしれないです

具体的な弊害が発生したら追記します