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ObsidianをHugoの為に最適化

Posted at — 2022-12-27

Hugo用の記事(Markdown)をObsidianで書くにあたって、プラグインを入れたり設定を弄ったりしたのでメモしておきます

と言ってもあんまり大したことはやっていないのですが


変えた設定

フォントをNoto Sans JPにする

Obsidianってデフォルトの日本語フォントが汚いんですよね・・・うちの環境だけか??

Windows内蔵フォントも微妙だったのでGoogle Fontsからブログのテーマで使用しているものと同じフォントを引っ張ってきて導入しました

やり方としては、フォントをWindowsにインストールしてからObsidianを再起動させて、設定からフォントを選択するだけです

CSSを適用する

Obsidianではマークダウンのファイルに対してCSSを適用することが出来ます

縦長の画像が見切れてウザったいのでCSSファイルを適当に作って縮小させました

img {
    width: 100%;
    max-height: 500px;
    object-fit: contain;
}

marginをautoにしても画像を中央配置に出来なくてあれ~っと思ったのですが、上記のコードにしたら解決しました

シンプルイズベストだと思っているのでCSSはこれだけにしています

ファイルは.obsidian/snippets配下に置きます(Obsidianの設定から当該フォルダをエクスプローラで参照できます)


プラグイン導入

Obsidianの設定からプラグインを検索すればすぐ見つかるのでリンクは特に載せていません

TagFolder

利点は主に2つ

  • タグ毎に記事の一覧を見ることが出来る(フォルダ階層を深くまで辿る必要が無い)
  • 一覧表示の際にFront Matterのtitleを読み込んで表示する事ができる

プラグインの設定の"Do not simplify enpty folders" をONにしないと、複数のタグが付いている場合に見づらくなってしまうので注意

Expand limit(右から2番目のアイコン)をLevel 1にすると一番シンプルな表示になります

Level 2以上にすると、複数のタグが付いている際に、更にタグ毎に分類されます

Editor Syntax Highlight

Front Matterにも色分けがされて見やすくなります


Gitでの.obsidianフォルダの扱い

Obsidianでフォルダを開くと、直下に.obsidianフォルダが作成されます

その中に作成されたファイルには設定等が記録されます

Gitでの管理すべきかちょっと悩んだので中身を見てみます

.obsidian
  ├ plugins
  ├ snippets
  ├ app.json
  ├ appearance.json
  ├ community-plugins.json
  ├ core-plugins-migration.json
  ├ core-plugins.json
  ├ graph.json
  ├ hotkeys.json
  └ workspace.json

plugins(フォルダ)

  • プラグインのjsファイル等が入っている
  • リポジトリの管理から外した場合、他のPCでcloneしてObsidianで開いた際に拡張機能を入れ直す機能がある
  • 私はmarkdownの記事を含んだリポジトリとGitHub Pagesで公開する為のリポジトリは別で管理しているので、含めることにしました
  • プラグインにアップデートがあった時はその都度コミットすることになる

snippets(フォルダ)

  • ここにObsidianに適用させるCSSを置く
  • 従ってリポジトリに含めるべき

app.json

  • "showFrontmatter": true という表記があったので設定に関するファイルと思われる
  • 頻繁に変える予定のない設定なので含める事に

appearance.json

  • フォントの設定 等が書かれていたので、これまた別のPCでcloneした時の事を考えてリポジトリへ含める事に・・・

community-plugins.json

  • 自分で導入したプラグインの一覧が書いてある
  • pluginsフォルダをリポジトリに含めるならこれも含めるべき

core-plugins-migration.jsonとcore-plugins.json

  • コアプラグインはObsidianのアプデで追加される事があるので、PCによってObsidianのバージョンがズレた場合の事を考えてリポジトリには含めない事にしました

graph.json

  • グラフ表示の設定値が書かれている
  • ブログ記事に対してグラフ表示させるメリットをあまり感じられないので含めなくていい気がする
  • タグに色を付けたりした時の設定値も保存されるので、そのあたりを別のPCに引き継ぎたいのであればリポジトリに含めてもいいのでは

hotkeys.json

  • 私は特にカスタムしていませんが、ショートカットはデバイス間で共通にした方が使いやすいと思うので含めたほうがいいと思います

workspace.json

  • 今どのファイルを開いているか等が記録される
  • つまり参照中のファイルを切り替える度に書き換えられる
  • Markdownのファイルに更新が無くても頻繁に書き換わってしまうので含めるべきでない
  • Android端末とかでObsidianを使っていると更にworkspace-mobile.jsonが生成される

一部含めて一部含めないというのも何だか気持ち悪いような・・・

正直このあたりは保証できませんが、最悪ファイルが壊れてもGitで遡って復元すればいいだけなのであまり気にしすぎる必要は無いのかなと思います


やんなくてもいい

前の記事でグラフ表示の為の小細工をしていますが、各記事のファイルに対して行う必要がある上、TagFolderを使えば十分参照しやすくなるので無理してやらなくていいかなと思います

他に何かあれば追記します

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