GitBookで数式を扱いたい
最近GitBook(のホスティングサービス)でドキュメントを纏めているのですが、数式の扱いでちょっと困っています…
いちおうLaTeX記法は使える
GitBookはLaTeX記法が使えるので、それに従って書けば一応それっぽくなります
$$
ζ(s)= \sum_{n=1}^∞ \frac{1}{n^s}
$$
例えば、書いた数式をデリミタ(ドル記号2つ)で挟む事によって、以下のように数式を美しく出力することが出来ます
初学者なので、無限大を\infty
で書いてないなどのツッコミどころがありますが、話の本筋で無いので見逃してください…
ただしデリミタの仕様が変
今この問題にぶち当たっています
VSCodeやObsidian等の、MarkdownのプレビューにおいてLaTeX記法をサポートしているエディタと比較して、GitBookではデリミタの扱いが少々異なっており、思った通りの出力が出来ていません…
通常、LaTeX記法ではインライン表記(文章中に1行で表示すること)を行う際に、ドル記号1つで数式を囲みます
また、数式だけを独立して表示する際は、ドル記号2つで数式を囲みます
VSCode上で出力する際も、基本これに従います
しかし、GitBookでインライン表記を行う際には、ドル記号2つで数式を囲む必要があります
そして数式だけを独立して表記する際は、ドル記号2つで囲った上に改行を挟む必要があります(例として書いたコードブロック内で改行をしているのはこの為です…)
軽く調べた限りでは、どうも昔からこのような仕様みたいなので、修正される見込みは低いと考えています…
仕方ないので、暫くはインライン表記を諦めて、ドル記号2つ+改行だけでやりくりすることにします…基本的にはエディタ上での出力を優先したいのです…GitBook側の仕様に合わせるというのは再利用性が下がるので…
というわけで、解決方法は見つかっていないので皆さん気をつけてください、というそれだけのメモでした(fin)